太くて魅力的な脚を育てるためのトレーニング法
、ボディビルダ
ー顔負けの脚トレーニングを行い、コンテストでの入賞を果たした石見良子選手のトレーニング法とその背景について詳しく紹介します。石見選手は、独自のアプローチで脚を鍛え上げ、特にウェルネスカテゴリーへの転向を通じて、どのようにして身体全体のバルクアップを実現したのかを探ります。
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石見良子選手(36歳)は、看護師、キャバ嬢、そしてパーソナルトレーナーという異色の経歴を持ち、トレーニング中は苦痛で顔が歪み、終わった後には立ち上がれなくなるほどのハードな脚トレを行っています。2024年にはビキニフィットネスからウェルネスへと転向し、初年度の『オールジャパン ウェルネスチャンピオンシップス』で5位入賞を果たしました。
転向の理由は「全部鍛えるのもおもしろそう」というもので、全身を鍛えることに専念した結果、特に脚の成長が顕著に現れました。この成長の背景には、石見選手が“教祖”と崇める井上裕章選手の存在があり、彼の指導のもとでトレーニングを行っています。
井上選手は、IFBB主催の『男子ワールドカップ』で2個の金メダルを獲得した実績を持ち、石見選手は2022年から彼が経営するジム『ラビッチョ』に所属しています。初めて井上選手から脚のパーソナルトレーニングを受けた際には、走馬灯が5回ほど見えたと語る石見選手。正しいフォームを習得し、徐々に重量を上げていくスタイルで、インターバル中には絶対に座らせてくれない厳しい指導が続きます。
「特に脚トレでは、一度イスに座ってしまうと二度と立ち上がれないと思います。それぐらいハードでキツいし、自分を男だと本気で思い込むようにしていました。言い訳は通用しない世界です」と石見選手は語ります。
週に1回のパーソナルトレーニングに加え、自宅近くのジムにも毎日通い、脚トレの頻度を増やしました。井上選手の指導はハードコアであるため、自主トレで補填し、ほぼ毎日脚の種目を行うようにしていました。「人と同じことをやっても意味がない」との思いから、エブリデイ(レッグ)エクステンションやエブリデイスクワットを行い、セットや回数を決めずに重量を落としながら動けなくなるまで追い込んでいました。
現在も毎日ジムに通い、脚、背中(&腕)、胸(&腕)、肩のルーティーンを回し、週に1回『ラビッチョ』で井上選手にしごかれています。トレーニングの内容は濃密で、体力がもたず、パーソナルも自主トレも1時間だけに制限されています。「行かない言い訳を探すより、行くなら行くって覚悟を決めちゃいます。後から教祖の井上さんに指摘される方が怖いです」と、モチベーションに左右されない姿勢を強調します。
トレーニング以外でも“激アツ”なマインドを持つ井上選手との信頼関係は深く、石見選手は彼を心から信頼しています。教祖は世界を獲得し、ラビッチョ魂を宿す石見選手は、今後どこまで羽ばたいていくのでしょうか。
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JBBFアンチドーピング活動について
JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)は、JADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施しています。選手登録をする人はアンチドーピング講習会を受講する義務があり、指名された場合にはドーピング検査を受けなければなりません。2023年からは、より多くの選手を検査するために連盟主導で簡易ドーピング検査を実施しています。
取材・文:小笠拡子
撮影:中島康介
写真提供:石見良子
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